(醤油 16~30)○ 「ホットヌードル たそがれのこがし醤油」(マルちゃん)ホットヌードルシリーズのこがし醤油バージョン。 ただの醤油味と違う味わい。食べる前からとても興味津々です。 お湯を入れて3分。蓋を開けるとチキンスープとニンニクの混ざった良い香りがしてきました。 スープを一口。たしかに醤油を焦がしたような味がします。その味に加えてガーリックの味も。結構ナイスカップルかもしれません。 具は肉、エビ、タマゴ、赤ピーマン、長ネギの5種類。特に肉とエビはメチャウマ。タマゴはフワフワしています。 麺は柔らかめの平型麺。このタイプのカップにはこの麺が一番合いますね。 ライバルのカップヌードルとは似て非なるもの。独自の味で勝負が出来ている一品です。 ○ 「しょうゆラーメン」(セイコーマート) 北海道のコンビニエンスストアといえばセイコーマート。 そのセイコーマートが開発したカップ麺のしょうゆラーメンです。 お湯を入れて3分。スープをいただきます。鶏ガラベースの良い出汁に醤油がピッタリ。結構、まろやかな味わいがしますよ。 具はキャベツ、メンマ、コーン、長ネギの4種類。量もそれなりに入っていますし、キャベツがとても甘いですね。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺なのですが、素材が違うので美味さが違います。 麺の素材は北海道産小麦を100パーセント使ったもの。さすが地元の企業ですね。こういうこだわりは大歓迎です。 業界大手のメーカーと勝負しても負けないくらいの出来映え。そんな一品です。 ○ 「チャーシュー麺」(ヤマダイ) 1981年誕生。懐かしいですね。本当に懐かしい。 一番最初のこのカップ麺を食べた時は感動でした。いわゆる本格派というのはあまり無かった時代ですからね。 そんな思い出に浸りながらお湯を入れました。 待つこと3分。液体スープとスパイスを入れてスープをいただきます。 懐かしいし、美味い!鶏ガラをベースとしたスープにまろやかな醤油が加わった感じ。初めて食べた時を思い出しましたよ。 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類。自慢のチャーシューは大きくて味もしっかりとしています。それが2枚ですからね。とても嬉しくなります。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。堅くもなく柔らかくもなく。まあ、こんな感じでしょう。 25年以上も売れ続けている理由。食べてみればよく解る。そのくらいの一品です。 ○ 「ヌードル」(トップバリュー) 庶民の味方であるトップバリュー。そのカップ麺ということで味も庶民の味方か? お手本となっているであろうカップヌードルにどれだけ近づいたのか興味津々です。 お湯を入れて3分。蓋を開けると見た目もバッチリ、チキンとポークが混ざった良い香りがしてきます。 スープを一口。うん、お手本の味を忠実に守っているのがよく伝わってきます。とても美味しいですね。 具は肉、エビ、タマゴ、長ネギの4種類。肉の大きさのバラツキが気になりますが、エビは大きくて美味しいですね。 麺はこのカップに一番あっている平型のスナック麺タイプ。ちょっと柔らかい気もしますがまあまあです。 品質的にはお手本に限りなく近づいていますね。これなら次も買ってみようかなという気にさせてくれる。そんな一品です。 ○ 「正油らーめん」(スナオシ) シンプルなパッケージに「醤油」ではなく「正油」という文字。何かをやってくれる。そんな期待を持ってお湯を入れました。 お湯を入れて3分。やはり、このメーカーの製品は油焼けした臭いがしてきますね。 スープを一口。結構、あっさりとしたスープなのでなおさら麺の出汁が効きすぎています。 具はタマゴ、ワカメ、ニンジン、ゴマ、長ネギの5種類。種類は多いのですがどれもこれも量が少なくインパクトがありません。 ただ、一つ一つの味はしっかりと感じることが出来ました。特にタマゴは美味しいと思いましたね。 麺は平型のややちぢれ麺。ちょっと柔らかいと思うのですが、舌触りはとても良い感じです。 スープを工夫すればもっともっと美味しくなるような一品。これからの改良を期待しています。 ○ 「本店の味 メンマしょうゆ」(寿がきや) 本店の味。ネーミングからして味に拘っていることがよく解ります。 ツウ好みの味わいが期待できる。お湯を入れる前からワクワクドキドキです。 お湯を入れて3分。醤油とメンマが混ざった懐かしい香りがしてきました。 スープを一口。あっさりとした口当たり。ベースは鶏ガラか何かちょっと解りづらいのですが、癖が無くて美味しいです。 具はメンマ、コーン、長ネギの3種類。ウリのメンマはシャキシャキしていて結構美味いですね。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。カップ麺としては定番の麺。まあ、こんな感じでしょう。 今日はどうしても醤油じゃなくちゃ嫌だ。そんな時にお薦めの一品。醤油ラーメンの原点を味わうことが出来ます。 ○ 「カップヌードル ベーコン旨ダレ醤油」(日清) カップヌードルBIGシリーズのベーコン旨ダレ醤油味バージョンです。 お湯を入れて3分。ベーコンと胡椒の混ざった良い香りが漂ってきました。 スープを一口。胡椒の味が効いたスープ。ベースは何かな・・・ポークとチキンといったところでしょうか。 そのスープに醤油味はとてもピッタリ。ベーコンの出汁もきちんと効いていてラーメンスープとは思えない出来になっています。 具はベーコン、ジャガイモ、ニンジン、コーン、長ネギの5種類。特にベーコンとジャガイモはしっかりと味わえる大きさとなっていて嬉しいですね。 麺はスナックヌードルタイプ。ちょっと柔らかめなのですが、このカップの形状にはこのタイプの麺がピッタリです。 日本のラーメンというより西洋的な雰囲気を持ち合わせた一品。今までのカップ麺を食べ飽きたという方にお薦めです。 ○ 「チキンラーメン ビッグ たっぷり炭火焼チキン」(日清) すぐ出来るすごく美味しいのチキンラーメン。そのカップ麺シリーズのビッグバージョンです。 お湯を入れて3分。蓋を開けると香ばしいチキンラーメンの香りがしてきました。 スープを一口。あの味です。チキンラーメン伝統の味。まったく変わっていません。 具は鶏肉、タマゴ、赤ピーマン、長ネギの4種類。特に鶏肉は炭火焼きらしさがきちんと出ていて美味しいですね。 そして、タマゴもフワフワしていて、混ぜるとカップ全体に行き渡るのでどの麺を食べてもタマゴと一緒。嬉しくなりますね。 麺はお馴染みのスナック麺。柔らかくて伝統のある味。これからもこの味は守って欲しいです。 懐かしい味に充実した具が加わってかなりパワーアップしました。チキンラーメンファンは是非食べるべきです。 ○ 「でか一 ワンタン醤油」(マルちゃん) 大盛りタイプのカップ麺の中の一つ。でか一シリーズ。そのワンタン醤油バージョンです。 お湯を入れて3分。タップリの液体スープを入れると一気に濃いめのスープが出来上がりました。 そのスープを一口。見た目よりもあっさりしていますね。あまりにもあっさりとしているのでちょっとビックリかも。 具はワンタン、コーン、メンマ、長ネギの4種類。ウリのワンタンは崩れにくく中の具まできちんと食べることができます。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。可もなく不可もなくといったところですが、やはり、量が多いですね。 腹が減っている時にはとても嬉しいのですが、そうでない時は直ぐに麺が伸びちゃうので大変です。 量は多いのですが、全体的にはやや大人しい印象。それにしても、蓋は開けやすいですね。便利なようでかえって不安になります。 ○ 「黒の焦がし醤油」(マルちゃん) まず、パッケージが渋すぎます。男の何かを感じさせる。その何かはよく解らないのですが、そう感じさせるのです。 お湯を入れて3分。液体スープを入れるとスープが真っ黒になりました。 そして、焦がし醤油の良い香りが漂ってきました。それにしても、見た目のインパクトはすごいです。 スープを一口。鶏ガラスープがベースなのかな?それに焦がし醤油が入るとかなりコクがでましたね。 普通は焦げた味など勘弁なのですが、この焦がし具合は絶妙ですね。ホント、美味しいと思います。 具は挽肉、赤ピーマン、長ネギの3種類。赤ピーマンは真っ黒なスープによく似合いますね。挽肉の味もなかなかです。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。スープが美味しいので麺もそれに引っ張られている感じがします。 見た目のインパクト、そして、肝心の味もなかなか。醤油好きの方は絶対に食べた方が良いです。 ○ 「元祖 ねぎらーめん」(ヤマダイ) 昭和60年5月発売 即席麺業界で初のねぎラーメン! そうパッケージに書いてあります。そういわれればそうですね。ずっと見てきましたもの。このパッケージ。 などと感慨深くお湯を入れて3分待ちます。液体スープを入れると醤油の良い香りが漂ってきました。 スープを一口。唐辛子がピリッと効いたちょっと甘めの醤油味。割とあっさりしたスープ。とても美味しいです。 具は長ネギ、肉、赤ピーマンの3種類。ウリの長ネギはとても甘くて美味しいです。大きさも十分、とても食べ応えがあります。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。可もなく不可もなく、まあこんなものでしょう。 食べてみるとロングセラーの意味がわかる一品。ネギとスープはメチャうまですよ。 ○ 「懐かしのしょうゆラーメン」(ヤマダイ) パッケージを見ると住宅街の片隅にあった食堂のラーメンを思い出します。 何から取った出汁か解らないようなスープ。しかし、それがなんとも美味しかったような記憶が・・・・・。そんなことを思いながらお湯を入れました。 お湯を入れて3分。蓋を開けるとスナック麺のような香りが。なんというかチキンラーメン系の香りです。 スープを一口。なんだろう?定番の醤油ラーメンのスープとチキンラーメンを足して2で割ったような感じ。ちょっと複雑です。 具はタマゴ、挽肉、ナルト、長ネギの4種類。気持ち程度に入っているので味わってどうのこうのという話にはなりません。 麺はかなり特徴的。一見、ノーマルタイプのような気もするのですが、チキンラーメンのように麺自体に味がついています。 懐かしいと言えばそんな気もしないでもないですが、想像していた味とはまったく違いました。美味しいとは思うのですが複雑な気がしますね。 ○ 「わんたん麺 醤油味」(マルちゃん) 蓋に描いてある3人の子供達。みんな舌を出しているので「行儀が悪いぞ」と叱ってあげたくなりますね。ってそんなことはどうでもいいのですが。 お湯を入れて3分。蓋を開けるとワンタンのオンパレード。とても嬉しくなりますね。 直ぐにワンタンを食べたくなるのですが、まずはスープを一口。ちょいと濃いめで若干の香辛料も入っているスープ。食欲をそそりますね。 具はワンタン、メンマ、長ネギの3種類。特にウリのワンタンは崩れることなくしっかりと食べることが出来ます。 味もなかなかのもの。若干、中味が粉っぽいような気もするのですが、噛んでいるうちに良い味に変化してきます。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。可もなく不可もなく、まあこんなものでしょう。 たくさんのワンタンとどちらかというと懐かしい味のスープ。カップ麺好きにはたまらない一品です。 ○ 「中華そば」(ヤマダイ) 蓋に「下町の来々軒」とか書いてありますが、サッパリ意味がわかりません。 下町のナポレオンと唱った焼酎もしかり。下町イコール庶民だけでは通用しません。・・・でも、こういうフレーズは嫌いじゃありません。 そんなことはともかく、お湯を入れて3分。液体スープを入れると結構本格的な香りがしてきました。 スープを一口。鶏ガラがやや効いたちょっと甘めのスープ。香り同様に本格的なスープで美味しく感じました。 具はチャーシュー、ナルト、メンマ、ほうれん草、長ネギの5種類。特にナルトの形と大きさ。そして食べ応えがあるのは感動です。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。若干柔らかめなところが気になりますが、まあこんなものでしょう。 3分待って食べられる本格的なラーメンといっても過言ではないでしょう。スープはめちゃうま。お薦めの一品です。 ○ 「大吉 メンマ昆布だししょうゆ」(エースコック) ロングセラー大吉の昆布だしバージョンです。 まず、蓋を開ける前に「おみくじ」と出会えるのが最大の特徴。「大吉」が出たら1000円の図書カード(昔は現金)をもらえるようです。 一度くらい当たってみたいなぁ・・・・・そんなことを思いながらお湯を入れて3分待ちました。 スープを一口。たしかに昆布出汁が効いていますね。それでも「おつゆ」と違ってきちんとラーメンらしさが残っています。 具はメンマ、長ネギの2種類。ウリのメンマは量が多いのでメンマ好きにはたまらないと思います。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。ちぢれ方は少しソフトですね。堅さは柔らかすぎずに丁度良いといった感じでしょうか。 ラーメンにしようか、それとも蕎麦にしようか。迷った時にお薦めの一品。それにしても「おみくじ」は当たりません。 |